ある方を通じて、素敵なメールが届いた

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親しい友人から葉書が届いた。2匹の鬼が描かれていた。
長府に住む鬼たちだ。今度の言葉は何だろう。
「凛とすることも大事 気を抜くことも大事」
この言葉に、思わず目を奪われる。
深夜まで仕事が続く毎日。
矢よりも早く過ぎ去る、いち日いち日。
「頑張らなきゃ」 息苦しさを感じていた。
「凛とすることも大事 気を抜くことも大事」
下関と川崎。仕事をしている姿を見せたことはない。
メールで忙しさを知らせたことはあっただけだ。
友人が送ってくれた言葉は、
「頑張ってください」だとか、「頑張らなくてもいいよ」ではなかった。
「凛とすることも大事」彼が見てくれていたのは、私の生き方だった。
「気を抜くことも大事」そして、その中で休むことの大切さを教えてくれた。
心が少し楽になる。
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長府の鬼たちは、他にもいろいろな言葉を温めてくれていると言う。
自分を励ましてくれる言葉。人生の道しるべとなってくれる言葉。
誰かの心遣いに感謝する言葉。頑張りすぎた自分をいたわってくれる言葉。
たまには耳の痛い言葉もあるかもしれない。
それは、どれも、短い言葉でしかない。
けれども、どこか人生に根付いた、力強さと美しさがある。
はしゃぎ、転び、泣き、また起き上がる。傷つけ、傷つき、怒り、なぐさめる。
鬼が生きてきた、その内側で大切に磨いてきた言葉。
生きてきた外側の言葉は使わないから、心を尽くせるのかもしれない。
幾千、幾万の言葉の中で、あるべき言葉が、あるべき場所に、
心をこめて選び抜かれた結果だろうか。その言葉たちが、何より心に残る。
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古来より、のどかに暮らす人々に悪さをするのが鬼だった。
人が生きるためにあくせくし、心を亡くす現代。
言葉に心をこめることを忘れようとしている現代。
長府の鬼は、人と人とのその間に、言葉という心を置いてくれる。
「凛とすることも大事 気を抜くことも大事」
心からの感謝をこめて、この言葉を選んでくれた友人と、
この言葉を紡いでくれた鬼たちに。
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下関に住んでいらっしゃる Mさんが神奈川に住んでいらっしゃる Nさんへポストカードを送られて、そのNさんが感謝のメールを私にわざわざ送ってくださったのです。
私は、メッセージを書くとき、読む人が 読む人なりに 深く深く考えられるように、シンプルに・・・そして奥深く 言葉選びをしています。
その想いが、こんな素敵なメッセージになって届いたのは初めてでした。
Nさん・・・言葉にならないほど、嬉しかったです。
そして、Mさん・・・ありがとう。
お二人の想いが、あったかくて・・・
・・・本当にありがとうございました。・・・