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しの武 おにの家

Author:しの武 おにの家
下関在住の『心のおに』の絵を描く女性作家『しの武』
長府功山寺の近くにお店を構え雑貨と絵を販売しています。


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素敵なメールが届いた。

ある方を通じて、素敵なメールが届いた
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親しい友人から葉書が届いた。2匹の鬼が描かれていた。
長府に住む鬼たちだ。今度の言葉は何だろう。

「凛とすることも大事 気を抜くことも大事」
この言葉に、思わず目を奪われる。

深夜まで仕事が続く毎日。
矢よりも早く過ぎ去る、いち日いち日。
「頑張らなきゃ」 息苦しさを感じていた。

「凛とすることも大事 気を抜くことも大事」

下関と川崎。仕事をしている姿を見せたことはない。
メールで忙しさを知らせたことはあっただけだ。
友人が送ってくれた言葉は、
「頑張ってください」だとか、「頑張らなくてもいいよ」ではなかった。

「凛とすることも大事」彼が見てくれていたのは、私の生き方だった。
「気を抜くことも大事」そして、その中で休むことの大切さを教えてくれた。
心が少し楽になる。

長府の鬼たちは、他にもいろいろな言葉を温めてくれていると言う。

自分を励ましてくれる言葉。人生の道しるべとなってくれる言葉。
誰かの心遣いに感謝する言葉。頑張りすぎた自分をいたわってくれる言葉。
たまには耳の痛い言葉もあるかもしれない。

それは、どれも、短い言葉でしかない。
けれども、どこか人生に根付いた、力強さと美しさがある。

はしゃぎ、転び、泣き、また起き上がる。傷つけ、傷つき、怒り、なぐさめる。

鬼が生きてきた、その内側で大切に磨いてきた言葉。
生きてきた外側の言葉は使わないから、心を尽くせるのかもしれない。

幾千、幾万の言葉の中で、あるべき言葉が、あるべき場所に、
心をこめて選び抜かれた結果だろうか。その言葉たちが、何より心に残る。

古来より、のどかに暮らす人々に悪さをするのが鬼だった。

人が生きるためにあくせくし、心を亡くす現代。
言葉に心をこめることを忘れようとしている現代。

長府の鬼は、人と人とのその間に、言葉という心を置いてくれる。

「凛とすることも大事 気を抜くことも大事」

心からの感謝をこめて、この言葉を選んでくれた友人と、
この言葉を紡いでくれた鬼たちに。
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下関に住んでいらっしゃる Mさんが神奈川に住んでいらっしゃる Nさんへポストカードを送られて、そのNさんが感謝のメールを私にわざわざ送ってくださったのです。

私は、メッセージを書くとき、読む人が 読む人なりに 深く深く考えられるように、シンプルに・・・そして奥深く 言葉選びをしています。

その想いが、こんな素敵なメッセージになって届いたのは初めてでした。

Nさん・・・言葉にならないほど、嬉しかったです。
そして、Mさん・・・ありがとう。

お二人の想いが、あったかくて・・・ 
・・・本当にありがとうございました。・・・

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